ぶどう社／発達障害・自閉症/自閉症ー成人期に向けての準備

自閉症の人が抱える問題を
「コミュニケーション」「社会性」「こだわり」
の障害からとらえ、それがどんな困難を引き起こすか、
それにどのように援助すればいいか、
たくさんの事例を紹介しながら、実際的に提案します。

2700円＋税/A5判・272頁

（送料無料・後払・即日発送）

詳しい内容はこちらから ○著者より　○著者紹介　○目　次

療育の専門家だけでなく学校の先生や施設や作業所の職員、なによりご両親に、わかりやすく、読みやすい文章になっています。

［監訳者］　久保　紘章（法政大学現代福祉学部教授）　谷口　政隆（日本女子大学人間社会学部教授）　鈴木　正子（日本自閉症協会会員）［訳者一覧］（＊＝監訳者）　第１章　久保　紘章＊　第２章　辻井　正次（中京大学社会学部助教授）　第３章　中山　清司（社会福祉法人横浜やまびこの里施設課長）　第４章　藤村　　出（社会福祉法人横浜やまびこの里・仲町台発達障害センター長）　第５章　幸田　　栄（横浜市中部地域療育センター臨床指導科心理主任）　第６章　鈴木　正子＊　第７章　　同上　第８章　梅永　雄二（明星大学人文学部助教授）　第９章　内山登紀夫（大妻女子大学人間関係学部助教授、よこはま発達クリニック院長）　第10章谷口　政隆＊　第11章　　同上　第12章　　同上

日本の読者のみなさまへ　　まえがき　　第１章　この本のねらい第２章　自閉症の人は成人期にどうなるか第３章　コミュニケーションの障害　１　「ことばの理解」をめぐる問題　２　「ことばの使い方」をめぐる問題　３　抽象的な概念が理解できない問題　４　コミュニケーション能力を高める援助第４章　社会性の障害　１　社会性をめぐる問題　２　社会性を高める援助第５章　こだわりの障害　１　「こだわり」をめぐる問題　２　「こだわり」に対処するために　３　自分で行動をコントロールする　４　「こだわり」を変えるための原則第６章　学校での課題　１　自閉症の子どもにとって望ましい教育とは　２　さまざまな学校　　それぞれのメリット、デメリット　３　教育方法についての原則	第7章　カレッジや大学での課題　１　上級の学校に進む人が増えた　２　どのように援助するか第８章　職場での課題　１　職場での問題　２　職場での援助　３　就職のための援助　４　援助付き雇用計画について　５　さまざまな援助を活用する第９章　精神医学的な問題　１　自閉症と精神障害　２　診断上の問題　３　治　療第１０章　違法行為をめぐる問題　１　自閉症の人と違法行為　２　原因となるもの　３　対処の基本原則第１１章　性をめぐる問題　１　問題を引き起こす要因　２　どう対処するか第１２章　自立へのさまざまな暮らし方　１　成人期の生活を導く要因　２　さまざまな生活の場と援助体制　３　さらなる支援の拡充へ　あとがき