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障害者の幸せと、その兄弟姉妹の幸せと、
両方が得られる社会をめざして−
まず一歩として
私たち、障害者をもつ兄弟姉妹が、
何を考え、何に悩み、生きているのか。
その声を集め、一冊の本としてお届けします。
それは「個人的なこと」を、みなさんと一緒に語り合う
ことから始まると思うからです。

1600円+税/A5判・152頁
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著者紹介 目次

全国障害者とともに歩む兄弟姉妹の会東京支部

「きょうだいの会」は、きょうだいに障害者がいる人たちと、
会の趣旨に賛同して支援してくれる人たちの集まりです。
会では、親にも言えなかったこと、友達にも言えなかったことも話せます。
社会的活動をバリバリしている人もいますし、そうでない人もいます。

 

わたしのお兄ちゃん

はじめに

座談会−1 つくし会との出会い

第一章 語り始められた言葉

 耐えようのない淋しさ
 障害者の妹に生まれて
 私自身を肯定して生きたい
 きょうだいの育てかたは難しい

第二章 私にとって兄は

 兄−大きな存在
 お互い、いちばん見てきた間柄
 兄貴よ、安心してくれ

第三章 自分の道を選ぶとき
 
 「いい子」であることから
 福祉に目を向けさせてくれた兄
 親の希望と自分の意志
 海外への夢から、障害児の教師に
 音楽を共に学び、楽しみながら

第四章 結婚し、新しい家庭をつくる

 迷信や偏見に負けないで
 私も妹も、それぞれに結婚して
 私と弟を受け入れてくれた彼
 幸せは自分でつかまえなければ
 私と弟と家族

座談会−2 結婚をめぐって

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第五章 長かった、今日までの歩み

 孤独
 兄は今、特別養護老人ホームに
 「おじさん」と私たちの日々

第六章 家族の支えから、社会の支えへ

 弟が与えてくれたもの
 知事への手紙
 独立の難しい人たちに施設を
 家族の声を聞いて欲しい
 精神障害者と障害者基本法

第七章 私たちの願う「福祉」

第八章 きょうだい会をつくる
 
 きょうだいだからできること
 人生の折返点立って

第九章 地域で生きる夢

 将来は、兄といっしょに農業を
 弟は街の八百屋さんで

座談会3 グループホームとレスパイトへの期待

座談会4 若いきょうだいたち、若い親たちへ