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「障害を治す(改善する)ための訓練や指導を最優先した
〈医療モデルの療育〉から、
保育を基盤として「育ち」と「暮らし」を結びつける
〈生活モデルの療育〉に、転換しよう!
そして、子どもたちを
「社会で豊かに生きていける人」に育てよう!と呼びかける、
新しい療育への画期的な提案。

2000円+税/A5判・192頁
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著者紹介 目次 著者その他の本

宮田 広善(みやた ひろよし)
姫路市総合福祉通園センター・ルネス花北 所長
小児科医

 

まえがき 

1 章 「早期発見・早期療育」を問い直す 

 1 「乳健」は育児援助の場でなくなってしまった
 2 「気になる子どもたち」の出現

2 章 「これまでの療育」の問題点を考える 

 1 社会は変わった、では療育は変われたのか
 2 「訓練から始まる療育」の間違い
 3 壁の中のスペシャリストたち
 4 「求められる療育」とは

3 章  障害のある子どもの育てにくさを考える 

 1 障害のある子どもは、なぜ育てにくいのか
 2 人生の「ハードル」を「ステップ」に
 3 子どもの障害を悩み、理解し、受け容れること
 4 暮らしの中に子どもの役割を見つける
 5 「待つ、ほめる、認める」と「しつけ、けじめ、しかる」
 6 「親離れ、家離れ」をめざして

4 章  社会で豊かに生きていける人に 

 1 「自立」とは何か
 2 社会で生きていくのに必要な力とは

5 章  施設での援助、医療からの援助 
 
 1 措置制度に守られてきた、これまでの施設
 2 福祉改革でどうなる、これからの施設
 3 療育における医療の役割
 4 在宅生活を支える医療の役割
 5 「医療的ケア」をめぐって

 

 

 

 

6 章 「ルネス」の開設と施設の統合 

 1 「ルネス」開設前夜
 2 僕の歩んできた道
 3 施設嫌いだった僕は「施設の医師」になった
 4 「ルネス」の出発
 5 「障害種別」の壁を取り払う

7 章  どんな子どもも援助できるシステムをつくる 

 1 「措置」と「措置外」について
 2 「相談担当部門」をつくる
 3 「育児援助から始まる療育」をつくる
 4 「継続した援助体制」をつくる
 5 「個別療育プログラム」をつくる
 6 「学校との連携」をつくる

8 章 「保育を基盤とする療育」を創り出す 

 1 療育を構成するさまざまな機能
 2 「保育を基盤とする療育」を実践していくために
 3 訓練で得た力を生活の中に
 4 保育内容をもっと魅力的に
 5 「療(医療)」と「育(福祉)」を両輪に
 6 「求められる専門性」の追求

9 章 「これからの療育」を考える 
 
 1 療育の理念や内容の再検討が求められている
 2 家族の機能を支えることを療育の課題に
 3 施設ががんばることと、地域が良くなること
 4 シゲちゃんのこと

あとがき 

障害児者地域療育等支援事業ハンドブック

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