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「医療的ケア」というと大変そうですが、家では家族がケアをして、子どもは家庭ですごすことができています。本人や家族にとっては、ごく身近にあって、決してむずかしいものではなく、それがあれば、みんなと変わらずに生活できるひとつの方法、
という思いがあります。
いま、学校でも、医療的ケアへの対応が求められています。この子どもたちの生命の輝きを引き出すために……
子どもや家族の願いにこたえるために……
教育・医療・福祉の関係者、みんなで集まって考えました。
 1600円+税(A5判・160頁)
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著者紹介 目次

下川 和洋(しもかわ かずひろ)

1965年 福岡県に生まれる
1988年 東京学芸大学卒業
1988年 東京都立村山養護学校
1999年〜現在 東京都立府中養護学校

全国訪問教育研究会事務局医療的ケア問題担当
医療と教育研究会事務局員

 

1章 子どもと家族の暮らし
2章 医療的ケアへの願い
3章 受けとめて、受けとめられて
4章 東京における取り組み
5章 各地の取り組みと医療的ケアをめぐる動き
6章 問題の解決に向けて
7章 地域生活を支える
8章 子どもと家族のQOLの向上を願って